隠さず話す!羽毛ふとんの選び方

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羽毛ふとんを買い替えたい人、初めて羽毛ふとんを買う人など購入動機はいろいろあるでしょう。

しかし、いざ購入しようとお店にいっても羽毛ふとんのスペックはどれも似たような感じで、違いがわからないこともあるかと思います。

ここでは私が日本製から本場ドイツの羽毛ふとんを使用した経験から、おすすめポイントを記事にしています。ぜひ、参考にしてみてください!

羽毛ふとんの選び方①特徴

寝る猫

・暖かい

羽毛布団の中は空気が豊富なので、外気を遮断して保温性が高くなります。

良い羽毛は一つ一つの毛にボリュームがあるので、少量でも空気をたくさん含みパンパンになります。

しかし、質の悪い羽毛は毛が小さく、たくさん詰め込まなければ布団になりません。結果として中の空気がへってしまい重さも増えてしまいます。

羽毛増量中という宣伝には注意しましょう。

・軽い

羽毛ではなく空気で暖まるので、綿ふとんと比べて、少量ですむのです。

軽いと毛細血管を圧迫しないので血流がスムーズになり、翌朝には疲れが取れやすくなります。1050gに近い量がいいでしょう。

・湿気ない

水鳥の羽毛は水をはじく性質があるので、湿気を溜め込まないのです。

・長持ち

湿気がないと干す頻度が少なくてすむので、紫外線による痛みがありません。

質の良い布団の中には10年間使用してもノミやダニが0匹という羽毛ふとんも存在します。

・ドレープ

ベッドに吸盤のように吸い付くので、ズレ落ちないのです。

布団を蹴っ飛ばして寝冷えするのも防ぎます

羽毛ふとんの選び方②品質

タオルでねる子猫

羽毛

羽毛と羽根

最高比率であるダウン(羽毛)95%フェザー(羽根)5%に近い羽毛ふとんを選べば間違いないでしょう。

羽根には保温力が無いばかりではなく、骨の部分がチクチクして飛び出してくるので、できるだけ少ないほうがいいのです。

なお、ダウン100%は存在しません。

水鳥と陸鳥がある

必ず水鳥の羽毛を選んでください。

実は、羽毛といっても粗悪な品になると、北京ダックなどの食用の鳥のあまった毛を使用しているのです。

陸鳥になるので水をはじく性質もなく湿気がこもり、ダニや臭いも発生します。アレルギーの原因になる可能性もあるので注意しましょう。

母鳥がオススメ

理想はホワイトマザーグースでしょう。

母鳥の胸の毛で卵を温めるために生えており、温度を一定に保つ効果があります。

例えば、お風呂上がりに布団に入ると、暑さを感じて羽毛が熱を逃がしてくれます。

寒い時は羽毛がふくらんで熱を閉じ込めてくれます。3シーズン1枚でいけるでしょう。

側生地

湿気とドレープ

日本人の多くは羽毛の飛び出しに納得できないので、メーカーとして薬品コーティングをして羽毛の飛び出しを最小限に抑えているものもあります。

しかし通気が悪くなり蒸れる感覚があるかもしれません。

カラフルな柄が入っている羽毛ふとんが多く、夏は1枚冬は2枚で温度調整します。こまめに陰干しをしましょう。

海外では羽毛の飛び出しは当たり前という感覚の国が多いので、質や安全を高めるためにコーティングをしていない国もあります。

目に見えないくらい小さな穴があいており、通気がよく蒸れないので3シーズン1枚で快適に過ごせるでしょう。

お手入れだけ間違わなければ、長い期間使えます。無地が多い印象です。

国民性の違いが出るのが側生地です。コーティング不使用の方が、ドレープ性が高く体に密着してくれるでしょう。

縫製

立体縫製を選ぶべし

縫製は羽毛が偏ったりしないために縫います。

一番簡単な縫い方は上からミシンでダダダっと縫うだけですが、縫い目のある場所とない場所で羽毛の量が異なります。

つまり、羽毛が少ない縫い目から体温が逃げてしまい寒いのです。

高級品で多い立体縫製は、一部屋一部屋袋状になっています。糸で羽毛を押さえつけないので、羽毛は全体に均一に広がるのです。

熱の逃げ道がないので保温性が高まるのです。

今回の内容の参考にした布団で実際に私が10年前に購入した羽毛ふとんでもあります。真冬のエアコン無しの実家でも1枚で余裕でした!ドイツ製で高品質なので、10年たった今でもふんわりです。※カバーは日焼け程度あり

羽毛ふとんの選び方③専用カバー

羽毛ふとんの良さを活かすにはカバーを使わないのが一番ですが、衛生面を考えると現実的ではありません。

羽毛ふとん本体と同じ生地のカバーを選ぶのが理想でしょう。

肌触りと吸湿性重視で選ぶとなると、一番のオススメはエジプトコットンです。

シルクの肌触りと綿の吸湿性があるので、羽毛ふとんの良さをさらに引き立たせてくれます。

私の使っているカバーはネットでは販売していないので、近いカバーをさがしてみました。羽毛ふとんと同じ生地なので気持ちいいです。

羽毛ふとんのメンテナンス

気温18度カバーをかけた状態でバサバサした

毎日

羽毛ふとんの端を持って、波のようにバッサバッサとして中の湿気を飛ばすだけでOKです。

湿気を飛ばしたら二つ折りにしておきましょう。

毎月

羽毛ふとんは紫外線に弱いので陰干しをします。

実は羽毛は、外に干すと紫外線で痛んでしまいボリュームがなくなってしまうのです。

紫外線は側生地も痛め、羽毛の吹き出しの原因になってしまいます。

羽毛ふとんは湿気が少ないので、ノミやダニがほとんどいませんので、基本は干す必要はありません。

ただし、湿気がたまりやすい羽毛ふとんもあるので確認しておきましょう。

あと、布団たたきで叩くのは側生地が開いて羽毛が飛び出る原因になりますので止めましょう。

数年

ボリュームがなくなったり汚れが酷いと羽毛ふとんの機能が悪くなりますので”打ち直し”をしましょう。

打ち直しとは、中の羽毛を洗浄して新しい側生地に詰め直しをするリフォームのことです。

減ってしまった羽毛も足してくれるので、新品に近い状態になるのです。

ただし、同じ側生地や羽毛ではないケースがほとんどなので、今までと使用感は変わると可能性があるでしょう。

最近は洗濯機で洗えるものやクリーニングできる羽毛ふとんがありますが、全部対応しているわけではないので注意してください。

間違って非対応の羽毛ふとんを洗ったら大変なことになってしまいます。

対応の羽毛ふとんも、洗うほど側生地が痛み羽毛の飛び出しが起きるのでほどほどにしましょう。

羽毛ふとんでよくあるクレーム

見つめる猫

買ったばかりなのに羽毛がでてくるんだけど

それは遊び毛の可能性があります。

新品のときはたくさん出てきますが、余分な羽毛や硬い羽根の部分なので放っておいても、だんだん落ち着いてくるでしょう。

吹き出てくる量がまったく変わらないときは側生地に原因があるかもしれないので、購入店舗に相談してみてください。

ボリュームがなくなったんだけど

これ実はメリットかもしれないです。

羽毛の種類でもお伝えしましたが、高級羽毛の中には気温によってボリュームを変えてくれる天然のエアコン機能があるものがあります。

暖かい日は熱を逃がすために、ボリュームを少なくしているのです。

長年使ってボリュームがなくなったときは打ち直しで対応しましょう。

羽毛ふとんの選び方のまとめ

猫のイラスト

羽毛ふとんの選び方はいかがだったでしょうか?実際使用したときの体験を元に記事にさせていただきました。

羽毛ふとんを選ぶポイントは住宅環境にあると思っています。

築年数の長い家と高気密の新築の家とでは選ぶ羽毛の種類が異なるのです。

例えば高気密マンションで極寒の地の羽毛はオーバースペックになりますので、干さなくてもいいような羽毛ふとんを選びましょう。

質のよい睡眠をして毎日を楽しく過ごしましょう!

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